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2008年09月09日

カーボンの弓

 3週続けて出張が入ったので,1ヶ月ぶりのオケの練習でした。

「ローマの謝肉祭」この曲は苦手だ〜。
なんか弾きにくい。

ちょっと浦島太郎状態。

「グレート」で気を取り直す。
でも本番近くなってテンポが早い。

ようやく調子が出てきた頃に練習終了。

さてお隣の国に行っていた人からカーボンの弓を手に入れる。
価格はリーズナブルというかアフォーダブルというか。

今日は2本の弓を交互に弾いて試してみる。
いかにも腰が強そうで丈夫そう。
新しいので途中で松脂が取れてきた。というか松脂をつけないで弾いていた。

ベルカントな音色というよりも,オケでバリバリ早いところを飛ばしていくのに向いていそう。
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2008年09月01日

チェロの試奏

あさって箱根で研修があるので帰省中。
ちょっと銀座によって、もう少し弦を買おうかと思ったが、N楽器は定休日。7丁目の楽器店Yは改装中。

もうひとつの4丁目のY楽器に寄る。
ここは弦はそんなに安くないはず。
楽譜売場によってアルペジョーネとショスタコのソナタの楽譜を買う。
楽譜はいつも衝動買い。次のコンサートの曲の話題が出た時にこれらの曲名が挙がった。
でもアルペジョーネはあと2ヶ月じゃ絶対出来ないと思う。観賞用+気分転換用楽譜のひとつ。どちらも帰りの電車の中で譜読みをする。

でも夏休み半額セール!1000円しないというのに乗せられてロイヤルオーク・プロフィラインという松脂をほとんど衝動買いする。
今使っている松脂ラーセンには全く不満はないが減ってきたので。
でもたったこれだけの買い物であつかましいのだが、チェロの試奏をお願いする。

「どれがいい」といわれたので、目の前に目に付いた350万円のドイツの新作楽器にする。
新作だがこの当たりだとやはり音がラクに出る。でもやはり弾きこなれていない。音色の深みが引き出されていない。

これで350万はちょっと高いかな。プロも絶賛した評判の楽器らしいけど。ちなみに弓は50万円台のJ.P.ベルナールの弓でこの弓は良かったですね。別の弓と比べても音色の深み、コントロールのしやすさ。全然良い。

ロカテルリのソナタを弾いてみたがスラースタッカートがとても楽に正確にできる。

やはりまず弓かな。
タグ:チェロ
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2008年08月28日

ネットショップで駆け込みで弦を買う

来月9月1日から弦が一斉値上げ。
3割値上げ。
ラーセンもヤーガもトーマスティク(スピロコア他)もピラストロもプリムも一緒なのだから,これは○ルテルでは。
とにかく安く買えるのは,今週いっぱい。
もう少し買っておこうかな。
近くにショップがなかったり,行っている暇がなければネットで頼むしかない。

画像を貼り付けられる楽天で探してみると。


ここは全般的に安いが,スピロコアが送料込みで特に安い。
定評のあるC線一本だとこんな感じ。

これは送料が105円かかるなあ。でも交通費かけて出掛けていくよりいいか。
タグ:チェロ
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2008年08月25日

タングステンの弦

通販で頼んでいたチェロの弦が来た。
1本だけ。でも高価な弦だから送料無料。

スピロコアのC線。
今まで使っているのもスピロコアだが,巻き線がクロム。今度のはタングステン製。

早速張り替える。今までの弦は切れたときのスペア。でも一番太いC線が切れることなんてあるのだろうか。
タングステンは比重が大きいので線が細い。G線のようだ。
弾くと重量感を感じる。
軽くはじくとアコースティックギターみたいな感じ。
C線なのでピッチカートがボンと重量感のある音がする。

音はクロムのスピロコア以上に倍音が豊かで周りに広がる音です。
今までと比べると落ち着きのない派手な音ですがおそらく広いホールで弾くと豊かな音だろう。オーケストラの中で弾いたら違いがわかると思う。
タグ:チェロ
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2008年08月20日

弦の色を見て楽しむだけ

チェロの弦を買いに行きました。
1月に買った店で定価の3割引とか。

結局全部違うメーカーの弦になって色とりどり。
弦は巻いてある布の色で区別するようになっているので、新しい弦は今までと違う色。
チェロは手元にないのでしばらく色を見て楽しむだけ。
どんな弦がどんな色をしているかは、こちらのページで調べられます。
プロや他人の弦を判別するのに役立ちます。

実はC線のスピロコアのタングステンだけは、買いに行った楽器店のネットショップだけで安くしているいわれたので買わなかった。でもネットで注文してしまった。でも8千円台はやはり他の弦に比べると高い買い物です。一生使いたいたいくらいです。

来週の発表会どうしよう。一応張ってみて劇的に良くなったら交換。そうでなかったらしばらくもとのままにしようかと思ってます。
タグ:チェロ
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2008年08月19日

今のうちに弦を買うのだ

折からの諸物価の高騰にもれずチェロの弦も9月1日からいっせいに値上げするそうだ。

弦を替えてから7ヶ月。このくらいだともう換える人もいるだろうが、週一しか弾かない私にはさほど新品からの変化は感じられない。
でも値上げ前に買っておこうと思います。今東京ですが、割引している店で明日買ってこようと思います。適当なのなければ大阪で3割引しているところで買いますが。

せっかく安いうちにと思ったらタングステンが安くなっているようなので奮発してC線はスピロコアのタングステンにしようかな。やはり高価だけどクロム巻きと違いはあるのでしょうか。

G線は今のプリムで申し分ないのでプリムかと。
D線はヘリコアに興味あります。
A線はどうするか?ヤーガとラーセンの中間くらいの張りと音色といったらなんだろう。
使っておられる方おすすめありますか?
タグ:チェロ
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2008年08月15日

ハードケースの欠点

火曜日の練習のとき松脂が見当たらない。
普段松脂をしっかりつける方なので1日くらいなくても大丈夫。

最近,無音左手練習を夜中にずっとやっているが,今日見ても松脂が出てこない。

夜中に必死で探したら,仕事のかばんの中から発見。
どうもしまい忘れたときにハードケースのフタをあけるのが面倒でかばんに突っ込んだと思い出した。

チェロのハードケースは楽譜も中に入れるし,慣れないと結構面倒だ。
外ポケットは取り付けられないのだろうか?
今度工夫してみよう。
タグ:チェロ
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2008年08月14日

チェロのケースが軽くなってきた

チェロのケースを軽い軽いソフトケースからハードケースに替えてから1ヶ月。
最初はなんて重たいのだろうと思ったのにいつの間にか慣れてしまったようだ。身体に慣れたのだろう。

チェロを持って仕事のかばんを持って帰りにスーパーで買い物をして,それをもって帰る途中,片手で携帯を操作しているうちにチェロの重さが消えていて意識の外になる。

ちょっと急いでいるので駅の階段を軽く1段おきに駆け上がれる。
このケースは7Kgくらいあるそうだが(量ったことはない)7Kgでも3kGでもそんないに違わないのかもしれない。ソフトケースは500gくらいだった。

それとも昨日はたまたま体調が良かっただけなのかもしれない。
いやケースの持ち方が身体にフィットするように慣れたのだろう。柔道で相手の重心を操るように。
まあ,体力のある当分の間は高価なカーボンのケースを買うより別の買い物をするだろうと思っています。
タグ:チェロ
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2008年08月08日

楽器を作るとしたら」

前の記事と関連するのだが,自分として楽器を作ることに興味がないわけではない。
自分の夢としては,いまだ世界中,歴史上にない楽器を作ること。
ただしアナログな楽器。まあ,アコースティック楽器でしょうか。アコースティック楽器の弾きにくさや音色のムラが味となる。電子楽器でもテルミンみたいなのは実はきわめてアナログの楽器ですね。

2年前だが夢に出てきた楽器は,サックスみたいな形をしたフルートというか尺八というか。つまり縦に構えて上部の歌口に直接息を当てて発音するのだが,円錐管でブラスでできていてサックスのようなキーがついている。

この前だか後だか忘れたが,実際にサランラップの芯(笑)を二つつなげて上にアクリルで歌口をつくってリコーダーのように7つの穴をつけた楽器(の様なもの)を作った。尺八の音がリコーダーの指使いでできるのだ。これは円筒管のためにオクターブがフルートのように同じ指使いでできない。円筒管だとクラリネットのようにオクターブ+5度の音になる。円錐管にしなければダメだと作った後で気づいた。
尺八やリコーダーも先に行くにしたがって穴が狭くなるのはこういう理由だったのだ。オーボエは,逆にほんの数ミリの管が出口では数センチになる円錐管。

ホースにトランペットのマウスピースをつけて吹いてみると音は出るがこれも倍音がおかしい。これも円錐管ではダメなのか。

弦楽器を作るのは複雑そうだが道具と工夫と根気があれば同じ人間がやることが自分にもできないはずはないと思う。しかし,苦労して作った楽器が安物よりも鳴らなかったらつまらないからこれも売っていないような楽器を作った方がやりがいがありそうだ。それともまずはバイオリンの組み立てキットを作ってみるか?
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2008年08月05日

五弦のチェロ

さて,続きは・・・・・・

「ああいうのも作ったけど」
壁にあった5台目のチェロは5弦のチェロであった。
いわゆるチェロ・ピッコロである。

それも弾かせてもらった。
それは4分の3のチェロにギターの糸巻きを取り付けて,楊琴の弦を取り付けたものであった。
だからモダン楽器仕様である。

5弦のチェロといえば知っている弾ける曲はひとつしかない。
バッハの無伴奏チェロ組曲第6番。

サラバンドを弾いてみた。
これは前から5度移調して弾いていたので
違和感なく弾けた。元の楽器は高価な楽器でないのだが,ハイポジションで6番を弾くより自然な感じで弾ける。
楽譜を出してくれた。
ガヴォットとプレリュードを弾く。
これはしばらく弾くとE線とA線を勘違いして間違えそうになる。
でも良い体験をした。

もうひとつギターにチェロの駒と指板をつけたサイレントチェロ。
彼が以前入院するときに病院で弾くために自作したとのこと。
1日1時間だけ許可をもらって病院で弾いていたのだそうだ。
確かに音が響かない。

ほかにもチェンバロやコンバスも別の部屋に持っているそうです。
面白いものをたくさん見せていただきました。
タグ:チェロ
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2008年08月04日

工房チェリスト

昨日の続きです。
チェロのパートリーダーが私のチェロの駒を見ていいました。
「これ自分で削ったの?」
「そう,ちょっと弦が高くて弾きにくいから削ったのですが,溝だけ深くなっていて駒はそのまま。」
「これ,うちにきたらきれいに削ってあげるよ」
私のハードケースは実は彼から譲っていただいたのですが,持ちやすいように自分で車輪をつけたそうです。
そして,本番が終わると彼の自宅に連れてっていただいたのです。

私の楽器を出すと駒をはずしてノミで削り始めました。道具箱にはいろいろなノミが20本くらいは入っていたでしょうか。
手馴れた手つきです。単に高さを合わせるだけでなくヤスリで厚さを調整して,面取りや彫刻まできれいに整えました。

私「楽器も作るのですか」
彼「いや,自分は工房のマイスターでもなんでもないから。でも弾く人自身が自分の理想とするように楽器を調整したいから。」
私「彫刻とかするのですか。」
彼「ああいうものも作るけど」
戸棚には彼の彫った仏像がいくつも。
彼は普通のサラリーマンでした。
ただし工房との交流でノウハウはかなりあるようですし,逆に演奏家として工房にアドバイスもするそうです。

さて,弦を張って弾いてみました。
他人が弾くと自分の楽器もなかなかいい音だなぁと思いました。
「この楽器だともっといい弓にしたほうが良いよ。」
私もそう思ってます。

楽器は作らないけどといって見せてくれたのは道具やパーツの数々。

しかもチェロ用だけでなくバイオリン用も。
バイオリンの駒だけでオーケストラ全員に配れるくらいの量が箱に入っていました。

そして横にあるかれのチェロを見せてくれました。いつも弾いている楽器と違います。
「これがウチにある一番いい楽器。フランスの楽器。そしてこれは○○の弓(聞いたけど忘れました)」
いい楽器だから夏は弦を緩めてしまっておくそうです。

それから4台くらいのチェロと何本もの弓を見せて弾かせてくれました。

バイオリンも5台くらい持っているそうです。

彼が自作したサイレントビオラがありました。
そうか○○ハもサイレンとビオラは作っていないしね。

そして,まだまだあったのです。(明日に続く)
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2008年07月21日

毎日弾く人は弓を取り替える

近所を散歩してY楽器に寄る。
この前紹介したモイスレガートがありました。でも私のご紹介したネットのほうが安いですね。
あとはスコアや楽譜を物色したり、デジタルピアノを試奏したり
・・・・・・ここはヘッドフォンして店員さんにいやな顔をせず試奏出来ます。

弦楽雑誌(?)「サラサーテ」をちょっと見ていたら、青木十良の弓の記事が載っていました。

ベートーヴェン時代の弓のこととか書いてあって、それからVPOのブラヴェッツに弓をもらった話があった。
弓を1本しか持っていないといったら、
「毎日弾くのなら弓を休ませないといけない。」
といってウィーンフィルで使っている弓をもらったそうです。

弓も毎日弾いていると疲れるそうで「これは月曜日用、これは火曜日用」と何本も使い分けているとか。

ハードケースに弓を入れる場所が2本あるから2本持つのは標準ですかね。
私は週に二回しか弾かないから1本ですけど。
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2008年07月17日

チェロに理想的な湿度

帰ってきたら部屋の中は暑さでもわっ〜としていた。
流しの中に餓死した蚊が落ちていた。

チェロはケースの中で窒息しそう。冷房(正確には摂氏26度ドライだが)をかけた部屋で休ませる。人間に快適な環境はチェロにも良いだろう。

乾燥も度を過ぎると良くないか?
ケースの中にいれておくと湿度を一定に保つというシートを売っているのを見たことがあるが理想的な湿度があるのかな。

このシート
大切な楽器のために、湿度管理を除湿&加湿 モイスレガート(Lサイズ)
みたいですね。(追記:チェロはL(A5)サイズが適しているそうです)
ケース内の湿度を40〜80%に保つとか。
単なる乾燥剤ではないようです。
使っている人いますか?


。(追記:チェロはL(A5)サイズが適しているそうです)
(追記2:品切れだったのでリンク先を新しくしました。2009.4.20)
タグ:チェロ
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2008年07月10日

チューナーの不思議

 今までチューナーというものは使ったことがありませんでした。
今までずっと音叉で合わせてきました。
慣れるまでは「ん?高い?」「低い?」と毎日悩みながらチューニングして完璧になるまで15分くらいかかったこともありました。
 チューナーは便利だけど,音さの音を聴いて合わせられないものが他の楽器と合わせられるわけないですね。まあ,音叉の正弦波はちょっと錯覚を起こさせる音色だと思いますが。

今回パソコンのフリーソフトでメトロノームをダウンロードするついでにチューナーのソフトを入れてみました。
このチューナーに442Hzの音叉を聞かせてみると。
なんと441.3HZ。


違う。
音叉が違うのか。チューナーなのか。

パソコンのソフトなのでクロックの違いとかで誤差が出る可能性もあるかも。でもこの音叉も実は前から怪しいとは思っていたのです。

今度この音叉を持って誰かの持っているチューナーに聞かせようと思います。
タグ:チェロ
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2008年07月09日

ホワイト・ナイト現る

 そして,火曜日の朝7時。
外はすごい雨音。まさにバケツ・ターン・レイン・・・なんていわないか。

夜はオケの練習があります。ついにチェロにレインコートを着せて出掛ける日が来ました。

しかし,幸いにも出掛ける瞬間には雨は止んでいました。
いずれにせよ雨の日に出掛けるにはハードケースがベターでしょう。

ではそろそろケースを考えるか。いや,転居で足が出ているのでもうちょっと我慢してとか考えていました。

そうしたらホワイト・ナイト(白馬の騎士)が現れました。彼はチェロもケースも複数持っていてしかもケースが余分に余っているので譲っていただけるそうです。ということで弦ワンセット分くらいの予算で譲っていただくことができました。
しかも,ケースに自分の楽器を入れて背負って単車で持ってきていただいた。白馬の騎士でなくまさにバイクの騎士です。

古いケースなので大きくて重いが相当頑丈そうです。ということで雨が降ってもレインコートを着せることはないでしょう。
タグ:チェロ
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2008年07月08日

チェロのソフトケース

私のチェロは社会人になって給料○か月分ですぐ買った。まあたいした楽器ではないかもしれないが駆け出しとしてはまあまあの楽器と思っている。

だが,ケースまで金がなかったのでとりあえずソフトケース。
その後30年近く弾かなかったし,後輩の結婚式で弾いたくらいで外に持ち歩くこともなかったのでソフトケースで不自由はない。
でも最近持ち歩くようになってやはりハードケースが必要かなと思わないでもない。ソフトケースはとにかく軽い。この間のようにチェロを持って10分の全力疾走なんてハードケースじゃできないだろう。

でも周りからは気を使ってくださる。「満員電車大丈夫ですか」「ぶつけたら大変ですよね」このケースはパッドが入っていない(30年のうちに溶けて消滅した)ただの茶色い袋。「手作りですか」と訊かれた事もある。まさか。
自分は心の中でマングースのぬいぐるみと呼んでいる。楽器にとっては,まことに無防備。

自分は慣れてますから,といいながら実はこの前楽屋口で1回,エレベーターで1回柱や壁にぶつけた。

それに雨が降ったら大変。幸い今まではないが,もしものために100均ショップのレインコートを持ち歩いている。雨が降ったらケースにかぶせるためである。(次回に続く)
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2008年05月21日

駒とウルフトーンの関係

 なんかチェロの話題も,と気がついて思い出したこと。
先日弾いていて久々にウルフトーンが出やすい状態になっていた。

ウルフトーンとはある音に限って滑らかに音が出なくて“るるるるる”と狼がうなったような音の出方。

気がついたのは駒が少し指板の方に少し傾いている。といっても2,3ミリくらいの変化ですが。先日弦が全部緩んでいてそのまま元にあげたからです。

 こうなるとウルフが出やすくなると思う。

そのままにしておくと駒が曲がってしまいます。
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2008年05月16日

アルミ製のチェロ

 確か昨日の朝だったか少し寝坊してしまった。でもいつも始業50分くらい前には出勤するので遅刻はしなかったが。
そんなわけでいつもより遅い時間帯でテレビを見ていたら,
テレビのズームインでアルミ製のチェロが出てきた。

作った技術者が出てきた。何でも1枚の板からハンマー一本で叩いて叩いて曲面を出す技術らしい。新幹線の先頭部分も彼らが作っているとのこと。

以前にガラス製のチェロを作ったガラスメーカーがあった。グラスファイバー製のチェロは実用化されている。
そしてアルミのチェロだ。
新品の1円玉のようにぴかぴかです。

「では実際に音を聞いてみましょう。今日は地元のチェロ奏者の○○さんに弾いていただきます。」

バッハの無伴奏チェロ組曲の第1番を弾き出した。

ん?



音は・・・・・・やはりアルミだ。
弦の金属音がさらに強調されている。

そして,なんか・・・・・・

D線のチューニングが狂っている。
というよりべろべろに緩んでしまっている。

でも彼女は顔色も変えず,ポジションも変えずそのまま弾ききった。
これが最善の選択でしょう。
アルミの楽器の音を聞かせるのが目的ですから。
プロはこうあるべきでしょうね。
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2008年03月06日

チェロの試奏

今日は外出したので、楽譜を探そうとしました。
でもなぜか楽器屋さんに足が向いていました。
良さそうな楽器がガラスケースに入っています。

お店の人の話によると以前はドイツかイタリアの楽器がほとんどだったのに、今はルーマニアとかいろいろな国の楽器がはいってくるそうです。

ドイツの楽器とイタリアの楽器を試奏しました。
二つを比べると性格の違いが良く分かります。ドイツの楽器は音が暗くておちついていました。イタリアの楽器は明るくて音が回りから跳ね返ってくるようです。自分の好みとしてはイタリアの方かな。良く鳴るのは楽器のせいなのか弾く場所のせいなのか。お店で弾くととても反響して弾きやすいのです。
なんか弾いているうちに自分の楽器も調整すればこのくらいの音はでそうな気がしてきました。何しろ20以上も全く弾かずに押入れに眠っていた楽器で一度も調整というものをしたことがないのです。

たまたま手にとった弓が弾きやすい。以前弾いた200万円の弓は忘れられないが、この程度の弓でも吸い付きが良くて弾きやすいです。
やはり弓を先に買ったほうがいい気がします。
この弓はギヨームの関係のメーカーらしい。聞いた事があると思ってかえって確かめたら、hideoさんの弓と同じ名前でした。

優先順位としては先立つもの→楽器の調整→弓→環境(部屋)→楽器のグレードアップ&ハードケースかな。
エンドピンを替える手もあるらしいですけど。
並行して腕を上げるのが条件ですが。
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2008年01月24日

ハチ公バスで「チェロの弦を買いに」

 なんとか、オケのトラに出ることになりそうです。
ということで、チェロの弦を新しく買いに昼休みに雪の中を飛び出しました。
 前から一度乗ってみたいと思っていたハチ公バスがちょうどきた。
hatikoubus.jpg
渋谷区内を走っている循環バスで100円です。

ちょうど宅急便のトラックに犬の顔をつけたようなバスです。
12人乗りだからバスといってもアットホームな雰囲気。
1歳くらいの女の子が前に座っていてかつての娘を思い出す。

さて目指す楽器店で、買う弦は決めておいた。
A線は今は超硬いラーセンを使っているので、久しぶりにヤーガにしてみる。不安定で耐久性も問題ある弦だが、音色と価格が魅力。
D線とG線はhideoさん推薦のプリムにしてみたよ。
お手頃価格が魅力。C線は今と同じ定番スピロコア。
値段を聞いて耳を疑った。
ちょうど1万円!
適当に言っているのかと思ったが、買えって計算すると合っていた。

今日は夜遅いからあした張っておこう。
どんな鳴りかたかが楽しみ。
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