今日は第九の練習会に初参加。練習会は今まで何十回もやっていましたが本日初めて東京に行く日程と一致しました。
そして,今日が最後の練習会。指導は佐藤一昭先生。東京FMホールの客席が一杯になるくらい参加者はたくさん。
そんな中「はい、初めて第九を歌う人で今日が初めての練習の人は手を挙げて」。私を含めて何人か手が挙がる。他の参加者からは「ええっ」とびっくりされる。
「そういう人でも一緒に楽しんで下さいという趣旨ですからいいですよ。でも難しいですよ。だから今回は一つでもものにして次につなげて下さいね。」といわれました。まあ今回は一緒に混ぜてもらえるだけでありがたいのです。
まず指一本一本のストレッチから入りました。これ、楽器弾く人も必要だと思いました。体に良いチェロ奏法には良さそうです。
次に顔の筋肉の運動。これは笑顔を作るのと美容に良さそう。
それから発音の練習。
pr,pr…と唇を震わす。
それからrrrrと巻き舌の練習。ドイツ語の発音にはこれが必要。第九のキーワードのFreudeはもろこれだし〜。
それからrrrrrを口の奥の方でやる。フランス語のrみたい。
それから発声練習。こんなの高校の音楽の授業以来かも。しかもこんなに声出すのは2年前のカラオケ以来。いやカラオケはマイク使うから声量いらないか。
そしていよいよ第九の練習が始まる。「今日は最後ですから初心者用の練習は一切なしですよ」
いきなりあのテーマの旋律です。やっぱりこの中にいるのは感激。本番はこの20倍の人数ですからもっとすごいでしょう。
巻き舌をしっかり、語尾の子音をはっきりタイミングを注意されます。かつて、フィッシャーディスカウさんもテレビで日本人受講生に子音についてはしょっちゅう注意してましたっけ。
あとは歌詞と表情について喜び(freude)といっているのにこわい顔しないで嬉しそうにとか父(vater)は神のことだから神々しく、「おとうちゃん〜」みたいにならないようにとか。
ちょっと風邪気味だったので声が出せるか心配でしたが、最後の方は一応声量も出てきて安心。楽器と同じだなと思いました。
暗譜というか歌詞を暗記してないから楽譜見て歌詞読んで、音を取って指揮みるのは大変。
てゆうか暗譜するだろ、普通は。
というわけで暗譜頑張ります。
posted by ダンベルドア at 18:01
|
Comment(2)
|
TrackBack(0)
|
日記