職場なう。仕事納めでこれから打ち上げです。
十大ニュースみたいな重大なことはないので,バックナンバーを見ながら無理やりチェロ周辺の10の出来事です。
1.いつものオーケストラ(1月~12月)
今年も定演,ファミリーコンサート,名曲コンサート,オペラ,依頼演奏などたくさん弾きました。でも今年は,部屋で練習できにくくなって結構ばたばたでした。
2.いつものチェロアンサンブル(2月〜12月)
メンバーも安定してきたので,音楽的にしっかり練習を積み重ねて行ったし,プロの方にも指導していただいてかなり達成感がでてきたと思います。詳しくは腹出朗SINさんのブログを見てね。
3.弓を買った(1月)
毛替えに行ったら,そこで持っていたかなりの期間眠っていたらしい弓でした。あるコンクールに出された弓と聞きましたが調べたら90年位前の作家のものらしいです。扱うのに技術が要る重めの弓ですが,だんだん慣れてきました。特に弓先の音色,ハイトーンの音色がすばらしい。自分で弾いていて惚れ惚れします。これだけは他で試奏したうんと高価な弓よりも気に入っています。
4.1000人のチェロコンサート(5月)
サウンド的には問題が無いわけじゃないですが,この特殊な機会は次回は無いかもしれないと思ってちょっと無理をして広島までいきました。でもいろいろな人と出会いがあったし,ゲリンガスさんの思い切った指揮に苦労してついていった時,やっぱりチェロはいいなあと思いました。
5.高価なチェロを試奏(4月,8月,11月)
たかが楽器店で試奏しただけなのですが,4回もいろいろなところで弾いて,発音の仕方を楽器が教えてくれました。最高は自分のチェロが20台くらい買えるくらいの楽器と,自分の弓が17本くらい買える弓などまで弾いた結果,必ずしも値段と私の評価は同じではなかったことに気づきました。やっぱり弾いた時の気持ちよさでいえばオールドが好みだなぁ。
6.体験レッスン(6月,7月,11月)
東京に行ったときや,知人のレッスンについていったとき私も見てもらったり,ワンポイントレッスンなどいろいろなプロの方のアドバイスを受けました。
さらに堤剛のマスタークラスも自分のレッスンと同じように勉強になりました。
なお,このマスタークラスのレポートはまだ続きます。
7.初ピアノ(8月)
ある方と一緒にライブハウスにチェロを弾きにいったとき,頼みのピアニストがこれなくて,ショパンのチェロソナタ第3楽章ラルゴのピアノパートを初見で弾くことになりました。ピアノを人前で弾くのは小学校1年でレッスンをやめて以来,生のピアノに触るのも高校のとき以来という中で楽譜にコードネームを書き込んでしのぎました。さらにそのあと調子に乗って幻想即興曲を弾きました。
お客様にはお聞き苦しかったと思いました。何事も経験。実は楽しかったです。
8.他の団体にお邪魔(8月,11月)
8月にお邪魔したチェロアンサンブルはフル8パートの編曲で結構ハイポジションがでてきてびっくりしたけど楽しかったです。もうひとつはプロの方の指導付き,このうちのボーイングのつけ方と歌い方のアドバイスが結構役に立っています。11月は突然知人のオケの練習に行ったりしてこれも勉強になりました。
9.自主的に参加したコンサート(9月)
そのほかライブハウスとか,無伴奏チェロ完奏の会とか,市内のレストランやカフェを流して弾いたりこれも楽しかった。この流しは今回CDプレーヤーを持ち込んで伴奏を流しながら弾いたのも初めての体験でした。
10.第九に出演(12月)
最後はチェロでなくて合唱で参加。といっても日本武道館で5000人で歌ったので参加すること自体で目的達成。歌う阿呆に見る阿呆,同じアホなら歌わにゃ損損。
第9の4楽章の歌に関してだけいえば聞くもんじゃなくて歌うもんだと思います。
ということで,最後は消音器でチェロをキコキコいわせながら毎晩ハイドンとフランクールを弾きまくって終わりました。
今年一年ご愛読ありがとうございました。
皆様が良い年をお迎えられますようお祈りいたします。
posted by ダンベルドア at 14:39
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日記