母親が転んで骨折。大腿骨がポッキリ折れてしまいました。骨が薄い。骨粗鬆症なのです。このままでは治らないので手術をしました。
写真でみると骨の中心にチタンの某2本が交差して入ってボルトで止まっていた。手術翌日からリハビリだそうです。すごい技術です。
先週帰省して母親に会ったばかりだが手術のため昨日も帰っています。
手術翌日の今日は、病院に行ったら本人は寝ています。
目が覚めるまでずっとヘッドホンで音楽を聴いて待つことにしました。
聴いていたのはハイドンのチェロ協奏曲第二番。チェロはジャクリーヌ・デュプレです。
LPの頃から聴いていましたが、今聴くとテンポがゆっくり。フレーズの細かいところまで表情が移り変わる濃い演奏。
最近の演奏に慣れている耳にはかえって新鮮です。こんなに纏綿と歌いたい。そして音が美しい。
おっと自分が寝てしまいました。
母親の咳で目が覚めました。でも手術が成功して良かったです。
帰りの電車でボッケリーニを聞きました。
これは問題の多いグリュツマッヒャー改訂(改悪!)版です。ちょっと前までは皆これで弾いていました。
オリジナルのボッケリーニのコンチェルトたちの美しさを知ると、この編曲は異質です。ロココでなくてもっと後の時代のものです。ロマン派としてみればこれでもいいのかも。デュプレのボッケリーニは一層熱いです。
posted by ダンベルドア at 00:19
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日記