なぜか「バッチリ弾けました。大成功v(^-^)v」なんていう人はいませんね。
ある人がリハーサルの時に「もっと大きな音で攻めて!」という言葉を聞いて、かえって固くなってしまいました。
実は、積極的に音量や速さを攻める練習は、本番の時よりももっと前の段階でやるものだそうです。
チェロはとにかく楽器が鳴りにくいので、普段は汚い音になっても限界を超えて弾く練習をします。そして120パーセントの音量やテンポで慣らしておいて、本番前はクールダウンします。そうすると、本番は力を抜いて弾いても120パーセントの練習の成果は出るのでちょうど良くなると伺いました。同じ事はスポーツに似てますね。
しかし、120パーセントの練習って今の住宅事情じゃ無理!
あ。オケでチャイコフスキーみたいなの弾く時は気分は120パーセントで弾きますよ。だってfffffで弾け!なんて楽譜に書いてあるので。
(前の記事のタイトル「120パーセント」はこのことを書こうと思っていたのです)