外で弾くのは公園で慣れていますが、こんなににぎやかな場所は初めて。日曜日の夕方で、元町商店街の入口。ユニクロの前でマツキヨの向かい側。集客には最高のロケーション。
でもチェロはマイク使用で伴奏は電子ピアノと,練習とは違う音響。もちろんPAが音量バランスをとって頂けるので普通に弾けばよいのですが,スピーカーが前にあってお客様の方に向いているので,自分の耳にはチェロの生音しか聴こえない。本当にマイク入ってるの?と思っていたのですが、ガンガン入っていたらしい。
ちょっとごまかしたり音程外したりしたのは、あまり目立たないと思ってのですがばっちり響き渡っていたかもしれません(汗!)まあ、今の実力そのものなので構いませんが。
弾くよりもMCの方が緊張すると思って原稿を事前に2回練習しました。ぴったり時間内で終わらせるようにしたのでこれも意外と問題なかったです。でも,前の出番のソプラノの方のステージのMCは,アドリブも入れて積極的にお客さんに話しかけていて皆を沸かせていて見事だと思いました。相方のピアノの人はピアノだけでなく声楽もやるプロで3日後に自分のコンサートをやるのでとても参考になったそうです。
チェロの演奏はアンコール入れて7曲。先生からは,これに,もう1曲ソナタでも弾けばリサイタルのプログラムができそうですねといわれました。いつかリサイタルができたらいいんですがね。次々弾くので後半ちょっと集中が途切れたかも。
事前にレッスンを5時間受けていて,しっかり復習したので自分としてはできは悪くなかったと思います。
曲目
・愛の挨拶(エルガー)
・・・まずうまくいった
・いつかの美しいあの日のように(ポッパー)
・・・これもまずまず
・ラ・フォリア(マレ)
・・・超ハイポジションで速いテンポの第7変奏は危なかった。お客さんからは「難しい曲ですね。でもかっこよかったとの言葉を頂きました。
・カッチーニのアヴェ・マリア
・・・多分ちょっと音程外したなぁ
・メロディ〜懐かしい土地の思い出/第3曲(チャイコフスキー)
・・・これも練習で完璧にいかなかったところが危なかった。
・リベルタンゴ(ピアソラ)
・・・予想通り,最後のリベルタンゴは一番拍手が多くて受けました。これは最後なので思い切って弾きました。ちなみに他のグループもこの曲は人気で弾いているのを3組は目にしました。私は自分で編曲したオリジナルで,よくできたと思っています。
お客さんは何人くらいいらしたんだろう。皆が注目しているので一人ひとり数えるわけにも行かなかったのですが,50〜60人くらいかなぁ。
鳴り止まぬ拍手でアンコールにサンサーンスの白鳥。バレエ「瀕死の白鳥」のイメージで弾きますといって演奏したのですが,イメージどおりお客様が感じたかはわかりません。
また,こういう機会があるといいと思っています。
お久しぶりですね。
人前で弾くことって好きなんです。かつてライブハウスのマスターから「音楽は聴いてナンボだから,ちゃんと弾けるのを待ってなんていわないでどんどん聴かせて」といわれたことがありました。それに,弾くにはそれなりに練習しないといけないですしね。