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2012年08月07日

ビブラートの工夫

以前にも書いたが、もっと重みのあるビブラートをといわれることがあります。

ビブラートは初心者の頃の方が自然だった気がします。もっとかけようとかもっと表情をと思っているのが逆効果では?

自然が不自然になっては気持ちよく聴こえません。もっとも大家といわれるプロでも不自然なビブラートと思えるのは価値観の違い?

私としてはゆったりと伸びやかなビブラートが好きなのでちりめんビブラートは嫌い。ちなみにちりめん(縮緬)は細かいシワがある布で、ちりめんビブラートは細かく速く浮いたビブラートをいうのだが、学生と話していたらみんなちりめんじゃこから来ていると思っていたらしい。ちりめんじゃこではビブラートにならないでしょう。

私のビブラートは比較的ゆっくりです。ギターでは速いのに。そしてかけるところかけないところを使い分けます。初めは意識してそうしてたのに、今はなんかオートマチックなってしまいます。友達は先生からビブラートは何回いれるか数えてかけなさいといわれるそうです。なかなか難しいです。

チェロのビブラートは音程を揺らすことでかかります。最近気づいたのですが上手いひとは音程の変化でなく音量の変化しか聴こえません。
どうしてかな?私もあるポジション、ある指ではそうなるのでその理由を探っていきたいと思います。
posted by ダンベルドア at 14:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | チェロ奏法
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