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2012年03月30日

音の出し方に気をつける

例えば白鳥の最初のGの音はpですっと入りたいです。白鳥が水面に降りるごとく斜めにスーッと弓を下ろす。でも拍の頭からずれずに音を出すのは難しいです。

拍の少し前から聴き手に聴こえない音量で弾き始めて、その拍で聴こえる音に増大する。そうやるといいそうです。あとは音によって音量維持、抜く音は減衰。
場合によっては音を膨らませる。
弓を弦に乗せてから弾き始める時も同じ手が使えます。

なかなか難しいけどだんだんよくなってきます。この前のアリオーソはそうやって弾きました。

フィガロも弾いている4時間ずっとこの音の出し方考えていました。実はこれって元気な音の時にも取り入れられます。コンバスはズンと音を出す時こうやって弾いていたんだとやっと気が付きました。上手く聴こえます。何で今まで気が付かなかったのか。

昨日ペレーニの動画みていたらやはり同じことやっていると気づきました。

コンバスといえば先日の題名のない音楽会はコンバス特集でしたね。カラヤンがコンバスの音が先に聴こえるようにとオケにいってました。このことは昔から知っていましたが飛び出すのって勇気が要りますよね。

でもこのやりかたならやりやすい。
posted by ダンベルドア at 17:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | チェロ奏法
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