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2012年02月15日

チェロアンサンブルの愉しみ

毎年京都で開かれて,これにいくのが恒例になってます。

チェロアンサンブルの愉しみ
〜日本のトップチェリスト上森祥平・上村 昇・河野文昭・林 裕・藤森亮一による珠玉のアンサンブル〜
平成24年2月12日(日) 15:00〜
京都府立府民ホール「アルティ」


・J.S.バッハ:3台のチェロのためのソナタ ト長調
  この原曲は2本のフルートと通奏低音のためのトリオソナタ。でも,バッハはこれを転用したのがチェロ弾きにはおなじみのガンバソナタですね。これを3本のチェロでやるのはぴったり,掛け合いが良くわかります。
 1st河野,2nd藤森,3rd上森

・P.カザルス:東方の三賢人/カニグーの聖マルタン祭/鳥の歌
 ソロを次々リレーしていくのがそれぞれの個性が楽しめてよかった。
 1st上村,2nd林,3rd河野,4th上森,5th藤森

・フィッツェンハーゲン:アヴェ マリア/糸紡ぎの娘
 チャイコのロココを勝手に並べ替えて一部カットしたフィッツェンハーゲン。このアベマリアは美しいです。
 1st林,2nd藤森,3rd上森,4th上村

・ピアソラ:タンティ・アンニ・プリマ(アヴェ・マリア)
 上森さんのソロが美しい。
 1st上森,2nd河野,3rd上村,4th藤森,5th林

・シューマン:カノン風の小品集Op.56より
 原曲はペダルピアノのための珍しい曲です。河野さんの編曲,美しい。いい曲があるものですね。5人のレベルが高くて揃っているからカノンが生きるんですね。
 1st藤森,2nd上村,3rd河野,4th林,5th上森

アンコール
・シューマン:BACHのナによるフーガ第3曲
・リゲティ:カノン「おしゃべりおばさん」
・ピアソラ:オブリビオン

やはりピアソラで泣きそうになる。

5人の音がみんな個性がはっきり違うんですね。それでもアンサンブルがぴったり。不眠ホールだから眠くなる暇はない。

MCはいつも河野さんで他の方の声も聞きたいということで,ひとりずつインタビューがありました。その中で皆さんのお持ちのチェロについて聞いていました。

上村:ゴフリラー(1700年),上森:ランドルフィー(1752年),藤森:アマティ(1614年),林:リナルディ(1896),河野:リュポ(1822)
posted by ダンベルドア at 00:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | CD・ビデオ・コンサート
この記事へのコメント
このメンバーのアンサンブルを聴かれたなん、羨ましい限りですね〜
ところでピアソラのアベマリアはソロ+ピアノ伴奏パートの右手を2nd,3rd,ピアノ伴奏パートの左手を4th,5thで分担したのでしょうか?
Posted by hideo at 2012年02月16日 14:30
hideoさん

ソロは1stですが,ピアノパートはとてもソフトに弾かれているので,バスパート以外はどなたがどこを弾いているかは良くわかりませんでした。

こういう上手なアンサンブルは,浮き上がるパートとそうでないパートの弾き分けは見事だと思いました。

Posted by ダンベルドア at 2012年02月17日 08:18
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