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2013年02月27日

ソフト弦に張り替えてみました

知り合いからラーセンのA、D線ソリストのソフトを弦を頒けて頂いたので張り替えました。

弦は何故同じ製品で強さが違う種類を揃えているのだろうか?ある工房のホームページでは「メーカーは音量、音色、弾きやすさでベストのバランスのものをミディアムとして製品化しているのでミディアムを選ぶべき」みたいに書いてあったと記憶していました。

弦長の短い楽器はハード(シュタルク、フォルテ)長い楽器はソフト(ヴァイヒ、ドルチェ)が良いかもしれない。

私はそれまでは同じラーセンソリストのミディアムでした。A線は輝かしい音ですがちょっときつく聴こえるきらいがあったのが、ソフトに替えたら角がとれた感じになりました。ラーセンミディアムとヤーガミディアムの間くらいの感じ。弓もコントロールしやすくなった気がします。

でもD線のソフトはおとなしすぎる気がします。私の楽器では音がぼけてる。D線はミディアムでA線がソフトにしたらちょうどいい組み合わせになりました。
posted by ダンベルドア at 16:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年02月19日

限界を超えて鳴らせ

あの本番の後、打ち上げで一人ずつ感想を話しました。

なぜか「バッチリ弾けました。大成功v(^-^)v」なんていう人はいませんね。

ある人がリハーサルの時に「もっと大きな音で攻めて!」という言葉を聞いて、かえって固くなってしまいました。
実は、積極的に音量や速さを攻める練習は、本番の時よりももっと前の段階でやるものだそうです。

チェロはとにかく楽器が鳴りにくいので、普段は汚い音になっても限界を超えて弾く練習をします。そして120パーセントの音量やテンポで慣らしておいて、本番前はクールダウンします。そうすると、本番は力を抜いて弾いても120パーセントの練習の成果は出るのでちょうど良くなると伺いました。同じ事はスポーツに似てますね。

しかし、120パーセントの練習って今の住宅事情じゃ無理!

あ。オケでチャイコフスキーみたいなの弾く時は気分は120パーセントで弾きますよ。だってfffffで弾け!なんて楽譜に書いてあるので。

(前の記事のタイトル「120パーセント」はこのことを書こうと思っていたのです)
posted by ダンベルドア at 07:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年02月18日

120パーセント

弾き初めの会の次の週も本番。
その2、3日前にちょっとした気まぐれでエンドピンを自作の太いのに変えました。重量があって楽器が安定して弾きやすくなるからです。本番で緊張するときは安定性は強い味方になります。反面このエンドピンは遠くに音が飛びにくくなります。このことはわかっていたのですがやはり音が飛んでなかったな。
ホールから返ってくる反響を聴きながら弾いていると音が飛んでいるかわかります。ちょっと残念でした。

今回のピァッティとポッパーの曲はどちらも速い曲ではなかったですが、勉強になりました。こういうお手本のないあまり弾かれない曲は、自分で工夫しないと退屈な演奏になってしまうということで、アゴーギクを随分工夫させて頂きました。出来はまだまだでしたが楽しんで弾けました。
posted by ダンベルドア at 09:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年02月16日

2月だけど弾き初め会

毎週本番の3回目の弾き初め会…といっても2月ですが、ソロとデュオで参加しました。ピアノ合わせする時間が取れそうにないのでソロは無伴奏でした。といってもバッハは他の方とかぶるに違いないので弾いたのは現代の無伴奏曲です。スペインファンタジーとジュリーオーです。この2曲は3年前にカフェや居酒屋を流して回った時に弾いたので懐かしいです。

久しぶりに弾いたら後退しています。練習しないとダメですね。

デュオは胡桃割人形のアラビアの踊り。第二チェロは最後まで同じパターンを弾き続ける上で、第一チェロは木管二本分の重音が続き、いいエチュードになってしまいました。そこに原曲にあるタンバリンを急遽加えることになりました。会場でリハーサルはできないということで、初めてカラオケ店を合わせに使いました。低いソファーと滑る床で勝手が違いましたが、なんとか形になって本番はいい感じになったと思います。
posted by ダンベルドア at 09:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年02月10日

チェロではない音色

オケの本番が終わりました。
幻想交響曲も魔法使いの弟子も譜面はそんなに真っ黒ではないのに結構難しく必死で弾きました。全部ちゃんと弾けるようになったのは本番当日というのはここだけの話です

来てくれた人からは「良く知らないけどいつもと違っていた。沢山練習したでしょう?」といわれて嬉しく思いました。オールフレンチプロはオケでもチャレンジだったのです。

客演指揮者の方、初めてだけど学ぶところが沢山できて団員からも好評です。今頃はスペインに戻ってしまいました。

打ち上げの時にその指揮者からチェロにアドバイスをいただきました。

「チェロが出る時はその音で良いかもしれないが、他のところではチェロではない音が欲しい。良いオケでは例えばチェロとホルンがユニゾンで鳴っている時、両方が溶け合ってチェロでもホルンでもない音がでる。難しいけど…」
確かに難しい。どうやったらいいのか。とりあえず良く聴いてみよう。

そういえば練習の時、もっと他の楽器聴いて寄り添って下さいといわれたっけ。
posted by ダンベルドア at 02:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年02月01日

弦をソフトに替えてみた

オケの本番が終わって、また来週はソロを弾かせて頂きます。

この機会に久し振りに弦を替えました。別に今の弦の音が悪くなった訳ではないのですが、気分を変えたいので…

ブランドは同じ。ラーセンのソリストです。A、D弦をミディアムからソフトに替えました。

今までのラーセンのA線はちょっと特徴的な倍音がたくさん含まれていて音色の変化がつけやすく、自分のチェロには合っていると思います。ソフトにしたのは知人から譲って頂いたからです。

A線は音色そのままで発音が楽になった感じです。特にハイポジションのppを長い弓で弾く時のコントロールが良好。反面、曲のクライマックスで思い切って歌う時の音色はおとなしいです。D弦の音はもっと穏やか、というかぼけている感じです。

アンサンブルで他のチェロやパートから飛び出たくない時は良いかもしれません。
posted by ダンベルドア at 12:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記