11月23日にチェロアンサンブルの本番があるので昨日は最後の合わせでした。
曲目はフォーレのパヴァーヌとムーンライトセレナーデとロンドンデリーの歌。前者の2曲はオリジナルの編曲です。ベルリンフィルの12人のチェリストの演奏がCDやDVDになっているようですがこれにかかわらず,いろいろな技量の人がいることを考慮して8人編成のために編曲しました。
楽譜をアップしたのが去年の12月ですから,1年近く練習していることになります。
もうなかなかのできになったのではないでしょうか。
いつも練習している狭いスタジオが,音が混ざり合うのに対して,本番の1000人以上のホールの音響が全部音が客席に飛んでいって自分の音しか聞こえなくなります。その状況で練習と同じ状況で弾ければ宜しいのですが・・・。
練習の合間にメンバーのうち二人がテールピースを変えて鳴り方が相当変わったというので弾かせていただきました。このテールピースは外見が不思議な形です。左右対称ではないのです。低弦側が短くD線,A線に行くにつれて長くなりハープを横から見たような形をしています。弾いてみるととても良く鳴ります。特に低弦側が。それとウルフトーンもでにくくなるらしいです。この状況を見てこのテールピースが欲しくなりました。
ちょっとしたパーツの交換でなり方が変わるのですから楽器は面白いですね。
この機会にメンバーの何人かの楽器を弾かせて頂いたのですが,皆鳴り方が違って個性がありますね。同じに弾いても同じ音がでないわけです。でも,皆良く鳴る楽器を使っているなあって実感しました(笑)
自分の音の好みはあるのですがどれがいいってよくわかりません。
posted by ダンベルドア at 19:00
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チェロとパーツ