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2012年10月31日

アップとダウンを入れ替えると

この間の飛び入り参加のアンサンブルはすべてが初見でしたが、そのうちの一曲「愛の挨拶」はこの前の元町のストリートでソロで弾いた曲でした。だからアンサンブルでは初めてでも知っている曲です。

ただし新鮮だったのはボーイング。それまではダウンからスタートして弓順が、この時はアップから弓順。だから正反対。

慣れていませんが、弾きやすくなった箇所がもあります。

音楽としてどちらがベストと決められないが新鮮です。

真実はひとつとコナン君はいいましたが、音楽は絶対な正解がないところが楽しいです。カザルスのバッハのボーイングがひとつでなかったのも当然だと思います。
posted by ダンベルドア at 19:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | チェロ奏法

2012年10月29日

アンサンブルの公開リハーサル飛び入り参加

楽器店主催のチェロアンサンブルの公開リハと楽器の試奏体験があるというので外出したついでに寄ってみました。楽器店といっても卸売りが主みたいらしく場所がわかりません。ついても入り口がわかりません(笑)

地下室に下りていくと何か奥の方で弾いていました。みるとメンバー4人のうち二人は知り合いで一緒にアンサンブルをしたこともあった方です。

一曲目を聴いたところで良かったら一緒に弾きませんか、といわれて一人と交代しました。ミイラとりになってしまいました。何曲か初見で弾いたところで休憩しましょうということでコーヒーとお菓子でご歓談。

そのうちお客様が増えたので本来のメンバーで公開リハしましょうということになり、私も本来のお客に。その時、もうひとり学生さんで飛び入りの方がいたことがわかりました。
一通り公開リハが終わった後も、また厚かましくもアンサンブルに参加しました。

愛の挨拶、威風堂々、ペルシャの市場等、曲は知っていてもアンサンブルの楽譜は初見。でも弾けてしまうところがチェロアンサンブルのいいところですね。


実は入ってこられたお客様の一人に注目しました。まだ一度もお目にかかったことのないフェイスブックのお友達のMさんが奥さんと赤ちゃんを連れて入ってこられたからです。


その後は試奏体験。チェロだけでなくヴァイオリンも弾かせていただきました。ヴァイオリンもひと月くらい練習すれば何か弾けそうみたいと感じました。

Mさんはチェロを始めて日が浅く、なかなか練習の時間がとれないそうですが、おおいに刺激を受けられたようです。その2日あとにはオーケストラの誘いを受けて見学に行かれるようです。

本当にこういう機会があって良かったですね。
posted by ダンベルドア at 08:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 出演

2012年10月28日

カザルス巻き(番外編ギター)

HI3B2233001.JPGカザルス巻きはチェロだけではなくヴァイオリンやビオラにも効果があるそうで、ビオラの巨匠プリムローズも勧めていたそうです。

ということでギターでカザルス巻きしました。D線とE線を入れ替えましたので。うーん、微妙。良く鳴るのは暗示があるからというレベル。悪くはなってないのは確か。

何故か?ギターのナイロン弦はチェロやヴァイオリンのスチール弦に比べて軽くて軟らかいので元々ストレスが小さいからではないか?
posted by ダンベルドア at 23:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | チェロとパーツ

2012年10月27日

カザルス巻にしてみました

HI3B2225001.JPGお寿司でもロールケーキでもありません。チェロのC線を本来のG線のペグに巻き、G線をC線のペグに巻くことをカザルス巻きというらしいです。あるチェリストのブログの記事で最近知りました。

こうすると楽器が鳴るらしいです。

早速やってみました。弦二本を外して、違う方のペグに付け直してチューニングして10分くらい。夜0時を回っていたのであまりしっかり鳴らせなかったのですが、少なくともG線が良く鳴るのに気づきました。C線はあまり変わらないかな。

ただし弦は緩めて張り直すとしばらくは良く鳴りますから、これで少なくとも次のオケの練習まではしばらく様子を見ます。

この方法は、現在はわかりませんが、ヨーヨーマもやっているらしいそうです。
それからもう一つ。弦をペグに巻きつけるのは最小限長さにしてあるだけぐるぐる巻き付けない方が振動を殺さないので良いそうです。これもカザルスがやっていたそうです。

この写真では2周以下にしてあります。余分な弦の端がベロベロ出てくるので切り落とします。写真でG線は切り落とさないのはカザルス巻きのテストを戻す場合に足りなくならないようにです(^_^;)
posted by ダンベルドア at 23:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | チェロとパーツ

ドヴォルザークのチェロ協奏曲

日曜日はピアノトリオの練習だ…と思ってホールのスタジオに行ったら自分の名前が見当たらないあせあせ(飛び散る汗)

どうも最初予定入れてから変更したのに自分のスケジュールを訂正していなかったらしい。

このまま帰るのも面白くないのでホールの前でチェロを弾いていました。やはりこの季節に外でチェロ弾くのは最高。やはり狭い部屋で弾くより弾きやすいです。聴衆が二人、クラのケースを持っているおじさんとスポーツサイクルに乗ってきた西洋人の若い男性。それと知り合いではないですが前を横切ったファゴットの人に挨拶されました。

でも、いつまでも時間をつぶしていられない。一旦戻って昼食を食べ再びホールに向かう。午後から林裕さんのドヴォルザークのチェロ協奏曲を聴きにきました。

トボコンを生で聴くのは7回目。ドヴォルザークは林さんの得意な曲とあって今までの誰とも一味違いました。

高音域で歌う時の音の輝かしさは忘れません。

アンコールはポッパーのエチュード28番。超絶技巧にみんな大喜びでした。

また来週は林さんのリサイタル。こちらは秘曲が多く、楽しみにしています。
posted by ダンベルドア at 00:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | CD・ビデオ・コンサート

2012年10月25日

チェロフェアーで試奏

今月のはじめのことですが、偶然にもある楽器店に行ったらチェロフェアーをやっていました。

ここで約90年前のちょっと古い楽器一台と新作3台を試奏させて頂きました。

最初のはプロが使っていたチェロで、楽器が鳴り方を良くわかっています。弾きやすいけど価格(600万円台)にしたら普通かな。

あと3台はクレモナの、いずれも力のある作家だそうです。

これらの方が弾いた感じでは古い楽器の深みのある音はありませんが音量があります。
興味深いことに新作の楽器は新作の弓が,古い楽器は年代ものの弓の方が音が出るんです。新作でよく鳴るほうの弓は古い楽器ではあまりさえない。逆に古い楽器でよく鳴った弓が新作では力がないんです。

しかし,3台の新作の中で,見た目オールドぽくて,音もオールドの雰囲気がある楽器がありました。その楽器はかなり古い原木から作られているそうです。見た目の仕上げも使い込まれた演出がしあるようですが。
この楽器は古い弓の方がよかったです。

新しくて若々しい楽器。新しいけどオールドっぽい音のでる楽器。どっちも捨てがたい。そんな風に思ってずっと弾いていると,購入の取り置きを薦められましたが,先立つものがないですし,ここで決断するときでもないのでそのまま帰りました。
楽器購入は2,3時間で決められません。しばらく使わないとわからないです。

posted by ダンベルドア at 00:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | チェロとパーツ

2012年10月20日

皮一枚でチェロのビビリ音を消す

チェロのA線の開放弦をはじくとビヨ〜ンとびびる様な音がしました。振動する弦がどこかに触っているのでしょう。三味線や琵琶ではわざとそういう音を出すように工夫されているらしいですが,チェロのピチカートはポン!と短くシャンパンの栓を抜くような音を出すのが普通です。

駒を低くしすぎたせいもあるのですが,ナットの溝が磨り減って深くなった結果,弦が指板に触れているのです。以前は指板をヤスリで削って調整したのですが,また出るようになってしまいました。
「ナットの溝に皮を挟んだら良い」と伺いました。
それを聞いて鳴らなくならないかと心配したのですが,
「薄いから大丈夫。工房でもやってくれるから問題ないでしょう」
もともと鳴り方が突出し易いA線の開放のAの音だけですから多少音量に影響がでるとしても問題はないですね。

ということで自分で皮を挟むことにしました。皮は弓に巻いているオストリッチの皮。その端をほんの数ミリ切り取ってナットの溝と弦の間に挟みました。

見事にビビリがなくなりました。作業時間3分,コスト0円で問題が解決しました。

ただ依然としてA線の駒は低いので,ついでに駒のA線の溝にも皮をはさみました。これももともとはパーチメントという皮を張ってあったのですが,自分で駒を削ったのでなくなっていたのです。しかもA線は使っているうちに駒に喰い込んでくるのでますます駒が低くなってきます。これも皮を挟んでいい感じです。これも自分で弾いているレベルでは音量,音色に変化はないのでこのまま使おうと思います。

もっとも黛敏郎の無伴奏のチェロ曲「文楽」では逆にこのサワリのある音を出すほうがこの曲らしいと思うのですが。この曲を弾くときは皮を外そうかな。今後,弾く機会があるのかはわかりません(>_<)


posted by ダンベルドア at 10:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | チェロとパーツ

2012年10月17日

神戸元町でストリートコンサート出演

 10月14日に神戸元町ミュージックウィークのストリートコンサートに出演しました。

 外で弾くのは公園で慣れていますが、こんなににぎやかな場所は初めて。日曜日の夕方で、元町商店街の入口。ユニクロの前でマツキヨの向かい側。集客には最高のロケーション。

 でもチェロはマイク使用で伴奏は電子ピアノと,練習とは違う音響。もちろんPAが音量バランスをとって頂けるので普通に弾けばよいのですが,スピーカーが前にあってお客様の方に向いているので,自分の耳にはチェロの生音しか聴こえない。本当にマイク入ってるの?と思っていたのですが、ガンガン入っていたらしい。

 ちょっとごまかしたり音程外したりしたのは、あまり目立たないと思ってのですがばっちり響き渡っていたかもしれません(汗!)まあ、今の実力そのものなので構いませんが。

 弾くよりもMCの方が緊張すると思って原稿を事前に2回練習しました。ぴったり時間内で終わらせるようにしたのでこれも意外と問題なかったです。でも,前の出番のソプラノの方のステージのMCは,アドリブも入れて積極的にお客さんに話しかけていて皆を沸かせていて見事だと思いました。相方のピアノの人はピアノだけでなく声楽もやるプロで3日後に自分のコンサートをやるのでとても参考になったそうです。

 チェロの演奏はアンコール入れて7曲。先生からは,これに,もう1曲ソナタでも弾けばリサイタルのプログラムができそうですねといわれました。いつかリサイタルができたらいいんですがね。次々弾くので後半ちょっと集中が途切れたかも。
 事前にレッスンを5時間受けていて,しっかり復習したので自分としてはできは悪くなかったと思います。

曲目
・愛の挨拶(エルガー)
 ・・・まずうまくいった
・いつかの美しいあの日のように(ポッパー)
 ・・・これもまずまず
・ラ・フォリア(マレ)
 ・・・超ハイポジションで速いテンポの第7変奏は危なかった。お客さんからは「難しい曲ですね。でもかっこよかったとの言葉を頂きました。
・カッチーニのアヴェ・マリア
 ・・・多分ちょっと音程外したなぁ
・メロディ〜懐かしい土地の思い出/第3曲(チャイコフスキー)
 ・・・これも練習で完璧にいかなかったところが危なかった。
・リベルタンゴ(ピアソラ)
 ・・・予想通り,最後のリベルタンゴは一番拍手が多くて受けました。これは最後なので思い切って弾きました。ちなみに他のグループもこの曲は人気で弾いているのを3組は目にしました。私は自分で編曲したオリジナルで,よくできたと思っています。
 お客さんは何人くらいいらしたんだろう。皆が注目しているので一人ひとり数えるわけにも行かなかったのですが,50〜60人くらいかなぁ。
 鳴り止まぬ拍手でアンコールにサンサーンスの白鳥。バレエ「瀕死の白鳥」のイメージで弾きますといって演奏したのですが,イメージどおりお客様が感じたかはわかりません。

また,こういう機会があるといいと思っています。
posted by ダンベルドア at 12:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | 出演

2012年10月10日

弓が滑っている

チェロをしっかりガシガシひいているつもりだったが、そんな時、弓が上下に滑っているらしい。特に高音で細かく速いところ。

直して気づいたが、弓が滑ると豊かな音にならない。

滑らないように意識しようと思います。
posted by ダンベルドア at 17:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | チェロ奏法

2012年10月07日

チェロを磨きました

HI3B2175.JPG
ヒルの弦楽器ポリッシャー。これで、チェロがきれいに。以前使ったVIOLは琥珀色で傷が完全に消えた。ヒルは乳白色ですがある程度傷はきえます。弓についた松ヤニもすっきり取れました。


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posted by ダンベルドア at 21:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | チェロとパーツ
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