最近の記事

2012年09月30日

カザルスとチェロの巨匠たち

HI3B2147.JPG嵐の夜は読書。

「モストリークラシック」どこの書店でも見あたらなくてネットで取り寄せました。
posted by ダンベルドア at 22:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年09月28日

ボーイングはプールに浮かぶ発砲スチロール

チェロのボーイングではプールで水面に浮かんでくる発砲スチロールを常に一定に沈めるようにといわれた事があります。

弓は押さえつけるのではない。でも必要なエネルギーはしっかり伝えなければならない。

♪♪

張力で浮き上がってくる弦を一定の深さにキープするイメージでしょうか。
posted by ダンベルドア at 08:33 | Comment(2) | TrackBack(0) | チェロ奏法

2012年09月26日

ボーイングはピーナッツバター

ピーナッツバターって子供の頃の記憶しかないのですが、かなり甘いペーストでしたね。

ボーイングについては吊革の例えを書きました。

次は「ボーイングはピーナッツバターをパンに塗るように」というのがあります。確かシュタルケルの言葉だったような。

ピーナッツバターの味は関係ないです。ムラの出ないように一定の圧力でないときれいに塗れないし、力を入れたらパンが凹んでしまいます。

適度な圧力で弓を使って弦にピーナッツバターを塗り付けるように音を出すイメージでしょうか。

私の場合、これに当てはめると最後までしっかり塗れていなかったようにおもいます。

音は減衰しても、fでもpでも、楽器は常にしっかりなっていなければいけないのでしょうね。
posted by ダンベルドア at 19:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | チェロ奏法

2012年09月21日

道具無しでウルフを止める(2)

あごでウルフのでるウルフを止めるのにオクターブ下を押さえるという高等技術は失敗したが、それを試したおかげで別の裏ワザを見つけました。

ウルフの出そうなG線のFが出てくる時頬刷りをするのです。誰に?

チェロのネックに…

いや頬刷りというか左側の顎の骨をネックにぎゅっと押しつけます。Fの音になるとネックの振動が大きくなります。それを殺す感じで押しつけます。ウルフは完全に止まらないかもしれないがかなり右手のコントロールが楽になります。

ただし顔の形や頬のお肉の付き具合では難しい人もいるかもしれません。

しかも、さりげなくやらないと何か可笑しく見えそうです(笑)
posted by ダンベルドア at 15:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | チェロ奏法

2012年09月20日

道具なしでウルフを止める

チェロにはウルフトーンといってある音だけ、弦が思うように振動しなくてブルブルと勝手にバイブみたいに暴れる現象が起こる場合があります。起きるのは楽器によっても違うし駒の状態にもよります。同じ音でも太い弦で弾く方がでやすいです。でるとすればヘ音記号の書き始めのfかfis辺りでです。ウルフがでるけとその音を弓の圧力と速さの工夫ででにくくすることができますが高等技術です。

そこでウルフキラーという小さなおもりを駒とテールピースの間に付けてウルフを防止する道具があります。それでも押さえきれない時があるんですね。

あるチェリストによるとウルフのでるオクターブ下の音を同時に押さえればウルフは出ないそうです。でもこれはオクターブの音程を正確に押さえないといけないのでテクニックがいります。オクターブ下の音は出さないのではずれても事故は起きないです。

しかしフィンガリングによってはオクターブ下を押さえられないことが多いですよね。これは又聞きですが、…そこで、そのチェリストは押さえられないオクターブ下のC線をあごで押さえるのだそうです。その人はよくテレビにでる人なので、突然うつむいたらあごで押さえるのが見られるとか…

なんか都市伝説みたいですね。

実際私がやろうとしたら…無理!
ガセネタなのかも?
posted by ダンベルドア at 00:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | チェロ奏法

2012年09月17日

腕の重み

チェロのボーイングでは腕の重みをかけるようにという言葉をよく聞きます。この腕の重みというのが頭に入っていても、私は実際は弓の重みのことになっていました。つまりふわっと浮かしているんですね。

弓の重みだけでも音は出ますが、チェロはそんなもんじゃ大した鳴り方はしません。本当に腕の重み掛けたらしっかり鳴ります。腕一本で何キロだろう。あの長さと太さの骨付きハムだと考えると相当なものです。

どうも部屋で周りに気兼ねして弾くとそれがおろそかになります。
その点ではオケではしっかり鳴らさないと聞こえないです。アマチュアのオケを聴きに行くと何故かチェロの音が聞こえない事が多いです。みんなエアーチェロしてるの?

そういう私も音が小さいなぁ。

力を抜いて腕の重みをかけ続けるのは高等なテクニックですね。

つり革にぶら下がるようにだら〜んと重みをかければ良い。簡単な話です。でも簡単にできないのは吊革はまっすぐ下、でも弓は持つところと弦に触れるところがずれています。だから力を抜いて重みだけかけるのは難しい。弓が動かないようにする指のかけ方が重要かもしれません。

親指の位置で随分楽に腕の重みがかけられますね。このことについては以前に書きました。
posted by ダンベルドア at 09:11 | Comment(2) | TrackBack(0) | チェロ奏法

2012年09月13日

ストリートコンサートに出演します

神戸元町ミュージックウィークといって,毎年10月に元町の商店街やお店やホールでミュージシャンによるコンサートが開かれております。今年は10月6日(土)〜10月14日(日)まで開催されています。

そのストリートコンサートに出演することになりました。それもオケや多人数のアンサンブルでなくてチェロとピアノです。
グループ名をつけました。「Mezzox2」(メッツオ・メッツォ)と申します。
某イタリア系バール(コーヒーチェーン)ではエスプレッソとチョコレートのハーフ&ハーフがメッツォ・メッツォという名前です。そこから名づけました。メチャメチャじゃないですよ(笑)

編成的には発表会状態ですが,なにぶん路上ですのでホールと違って落ち着いて聞いていただける状態ではないかも知れませんね。いつも公園で練習しているので外で弾くのは慣れていますが,公園と違ってとても人通りが多く騒がしいところです。まあマイク使うし,ピアノはエレピなので音量は心配なさそうです。間を持たせるためには小品を次々と30分間弾こうと思っています。

ご都合宜しければぜひお越し頂けたらうれしいです。

日時:2012年10月14日(日)
   17:00〜17:30
出演:Mezzo x2(チェロとピアノ)
場所:元町一番街東入口・・・元町のアーケード街の入り口です
曲目:エルガー,ポッパー,チャイコフスキー他の小品

タイムスケジュール(2回クリックで読める大きさに拡大)
20121014MMWタイムスケジュール.JPG
マップ
2012MMWmap.JPG

元町ミュージックウィークの公式ホームページ


posted by ダンベルドア at 17:48 | Comment(2) | TrackBack(0) | 出演

2012年09月07日

ランクアップの毛に替えてみました

前回から7ヶ月で毛替えにだしました。いつも消耗しきってから毛替えに持って行っていた自分にしてみれば優秀。ちょっとぜいたくです。

初めて毛の種類をきかれました。カナダ、イタリア、シベリア、モンゴル。
それぞれ強い音だったり細くて繊細だったり特徴があるらしい。そんなに音が変わるのか?

いい弓だからとの誉め言葉につられ、今回はいつものモンゴルよりワンランク上、1000円アップのシベリアにしてみました。あんこをはさんだケーキちゃうよ。

替えてすぐにオケの練習に持ったいきました。松脂がなかなかつかない気がします。練習中何度も塗り直しました。

それから3日経ったのですが、まだ食いつきが悪い気がします。その代わり音は良いです。といっても夜10時過ぎに遠慮がちにピアノで弾いていますが、遅い弓の動きでちゃんとニュアンスのある音が出ます。弱音でカリカリの音が出ます。超遅い弓が使えます。やったぁ。松脂付けすぎてこの音を潰さないようにしよう。

あとはパワーのある弾き方はどうなるかという課題が残っています。
posted by ダンベルドア at 13:18 | Comment(4) | TrackBack(0) | チェロとパーツ